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医療廃棄物はどうやって処分されているの?

病院やクリニック、介護施設などで出た「医療廃棄物」がどのように処分されているのか、ご存じですか?
一般の方はもちろん、看護師や介護スタッフなどの医療従事者の方々の中でも、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は「医療廃棄物」の処理方法についてご紹介いたします!

◆医療廃棄物とは?

医療廃棄物とは、病院やクリニック、歯科医院、福祉・介護施設などの医療機関や研究機関で発生する廃棄物のことを指します。例えば、使い終わった注射針、医薬品の包装材料、感染性のある医療廃棄物、化学薬品、放射線治療装置などがこれに含まれます。
その中でも、感染性があったり有害な化学物質が含まれているものは「感染性廃棄物」に分類され、適切な処分が必要です。

◆処理方法の種類

▼焼却処理
医療廃棄物の中でも特に感染性が高い廃棄物は、高温で燃やす焼却処理が行われます。これにより、細菌やウイルスなどの病原体を死滅させることができます。ただし、焼却によって発生する排ガスや灰に対しても適切な対策が必要です。

▼蒸気滅菌処理
医療機器や器具などの一部の廃棄物は、高温の蒸気を使って滅菌する方法が採用されます。この処理により、感染性を持つ微生物を効果的に除去できます。

▼化学処理
有害な化学物質が含まれる廃棄物は、特殊な化学処理を施すことで無害化されます。化学処理には多くの場合、専門的な施設や装置が必要とされます。

▼埋め立て処分
一部の医療廃棄物は、適切な処理が終了した後に埋め立て処分が行われることもあります。ただし、埋め立て処分は環境への影響を考慮して慎重に行われる必要があります。

▼リサイクル
一部の医療廃棄物は、リサイクルが可能な部分がある場合には再利用されることもあります。ただし、再利用に際しては安全性が確保されるように管理されます。

◆まとめ

医療廃棄物の処分は、感染性や有害性を考慮しながら、専門的な処理方法で適切な処理を行う必要があります。
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