亜臨界水処理装置とは

ARINKAISUI-SHORISOUCHI

安心安全に、クリーンな処理を実現

あ りんかいすいしょ り そう ち亜臨界水処理装置

IZUMI

HOKUTO

亜臨界水処理装置(ありんかいすいしょりそうち)とは、高温・高圧で水を加熱することで、有害物質などを効率的かつ環境に優しい方法で分解・処理することができる画期的な処理システムです。

亜臨界水処理は、従来の焼却や埋立処分と比べて、環境に悪影響を与える排出物質を減らすことができます。また、エネルギー効率も高く、廃棄物を燃料として利用できます。このように、効率的に廃棄物を処理できることから、現代の環境・社会問題に取り組むための重要な技術の1つとなっています。

従来の焼却処理
従来の焼却処理
  • 毒性・感染性を持つ
    医療系廃棄物は埋め立てができない
  • 有害ガスの発生で地球環境に悪影響
非焼却 亜臨界水処理装置
従来の焼却処理
  • ダイオキシンの排出がほとんどなく
    大気汚染、地球温暖化の防止
  • 有害物質を高温度・高圧で無害化

亜臨界水処理の流れ

廃棄物回収

病院・クリニック・歯科医院・介護施設に訪問し、医療廃棄物を回収します。

廃棄物回収
廃棄物回収

運搬

弊社の収集専用車両でプラントのある廃棄物処理施設へ搬入します。

運搬
廃棄物回収

医療廃棄物をプラントに投入

亜臨界水処理装置「IZUMI」で高圧・高温度で亜臨界水処理をします。

廃棄物処理

分別

プラント内で滅菌された廃棄物を気体(ガス化した亜臨界水)と個体に分別します。

気体(ガス化した亜臨界水)

浮油回収
浮油回収

浮いている油分を取り除きタンクへ移し、個体として処理します。

中和

水酸化ナトリウムにより中和させ中性の水にします。

最終処理

気化

PH調整し無害化した液体を蒸発濃縮装置へ移し、水蒸気として大気へ放出します。

最終処理

個体

搬出
浮油回収

提携会社に委託し最終処分場へ排出します。

最終処理

埋め立て

徹底した安全管理のもと埋立処分されます。

最終処理

最終処理

気化

PH調整し無害化した液体を蒸発濃縮装置へ移し、水蒸気として大気へ放出します。

埋め立て

徹底した安全管理のもと埋立処分されます。

安全でスムーズな
医療廃棄物処理ができる明るい未来へ。

今後ますます高齢化が進むことにより、医療や介護現場から出る廃棄物は増えていくと予測されます。これらは地域の皆様も危惧する問題であり、より安全な医療廃棄物の処理がなされることを求める声が高まってくるでしょう。

亜臨界水処理装置は、廃棄物や汚染物質を滅菌・減容して処理するだけではなく、再生可能エネルギー源としても活用可能です。よって、環境保護に貢献するだけでなく、エネルギー問題の解決にも寄与することが期待されています。

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